蒼滝
【あおだき】

鈴鹿山脈中部，三重郡菰野(こもの)町の御在所山（1,210m）から東流する三滝川水系の上流部にある滝。高さ50m・幅10m。周辺は夏季も冷気が漂っている。三滝川水系には当滝のほかに潜門(くぐりと)滝・百間滝があり，３つの滝があることから三滝川の地名由来ともなっている。近鉄湯ノ山駅前からバス蒼滝口下車，または湯ノ山温泉街から蒼滝不動尊堂を祀る尾根筋を越えるコースがある。なお当滝から渓谷を溯上すれば岩登りの藤内壁を左にみて国見峠に達する。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7124797