庄
【しょう】
旧国名:伊勢
荘とも書く。櫛田川中流の左岸台地に位置する。長田(おさだ)荘の故地ともいう。蝙蝠穴と呼ばれる横穴式円墳の庄古墳や中世遺跡がある。灌漑用水池に上池・下池がある。「氏経神事記」応仁2年2月2日条にみえ,「神態神事」の酒肴を,楠部満と,庄の世古太郎兵衛が隔年に勤めることとなっていた。
【庄村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【庄(近代)】 明治22年~昭和42年の大字名。
【庄町(近代)】 昭和42年~現在の松阪市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7127285 |