夏秋
【なつあき】
旧国名:伊賀
地元では「なっちゃけ」と通称する。名張盆地北部,名張川左岸に位置する。中世までは夏焼と書いた。夏焼は夏の作物が日焼けする土地のことで,当地は山腹を開いて開田した土地なのでこれが地名となり,後世「焼」を美化したものと思われる(名張市史)。
【夏焼村(古代~中世)】 平安期~室町期に見える村名。
【夏秋郷(近世)】 江戸期の郷名。
【夏秋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【夏秋(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7128344 |