角川日本地名大辞典 近畿地方 三重県 22 福徳【ふくとく】 旧国名:伊勢 錫杖ケ岳の北東麓に位置する。地名の由来は,鍛冶の鞴師(ふきし)が居住し,「ふくどめ」「ふくじ」などにちなむと考えられる。平家の落人伝説のある山間の集落で,ほとんどが落合姓を名乗り,殿後(とのじり)・祝(ほふり)・大門・垣内などの小字名ものこる。【福徳村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【福徳(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7129055