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衣川
【きぬがわ】


旧国名:近江

絹川とも書く。琵琶(びわ)湖の最狭部の西岸,比叡(ひえい)山横川(よかわ)に発する衣川の南岸にあたる。地域内には白鳳期の衣川廃寺(国史跡)ほか寺院跡が多く,背後の丘陵地の字西羅(せいら)周辺には帆立貝式の古墳(全長46m)をもつ西羅古墳群や坂尻古墳群とこれに対応する縄文期から中世までの集落が北国街道沿いで確認されている。「温故録」に「昔鬼怒伽羅ト云ウ鬼スミテ人ヲ取タリト云ウ,其鬼ノ名ヲ略シテ今キヌ川ト云ウ」とある。北国街道の大津と和邇(わに)の間の宿で,堅田(かたた)港と結び水陸交通の要地でもあった。
衣川(古代)】 平安期から見える地名。
衣川村(近世)】 江戸初期~明治22年の村名。
衣川(近代)】 明治22年~昭和42年の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7131921