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中之郷
【なかのごう】


旧国名:近江

佐久良(さくら)川と前川の合流地点付近に位置する。村名の由来は,中世奥津(おくつ)保の村々の中央地に位置したことによるという。産土神である長寸神社は天応元年中臣清麻呂によって勧請されたと伝え,「延喜式神名帳」に見える長寸社であるといい,応永18年刻銘の鰐口が伝えられる(興福寺官務牒疏)。なお慶長5年関ケ原合戦に敗れた長束正家は,当地の庄屋孫左衛門宅へ逃れ切腹したといい,安乗寺に残る位牌には「慶長五年庚子九月十九日 大心院連成居士霊位 水口岡山城主長束大蔵太夫正家」とある。
中之郷(中世)】 室町期から見える地名。
中之郷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
中之郷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7134063