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野尻
【のじり】


旧国名:近江

杣川(そまかわ)南岸の平野部地域。東部を浅野川が南北に流れて杣川に合流する。中世は杣荘のうちで,一部新宮荘にも属したという。応仁年間以来,野田・望月氏の領地であったが,天正13年水口(みなくち)岡山城主領となった。永正7年城主関岡氏則が地田・野田氏などとともに立籠って京都の足利軍と抗戦した野尻城があった(甲賀郡志)。神社は慶安3年再建された天神社,寺院は,延暦年間伝教大師が用材を求めてこの地を訪れたとき,悪病が流行していたので救済するために薬師・阿弥陀の2体を彫って安置したという天台宗円福寺,元和年間本誉真心が開基した浄土宗養福寺(京都知恩院末)がある。
野尻村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
野尻(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7134403