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杉坂
【すぎさか】


旧国名:山城

清滝川の支流杉坂川の流域,長坂越の京見峠北方に位置する。四方を山林に囲まれ,谷底を杉坂川が北流して真弓川に合流する。延徳3年の彦竜周興の漢詩文「半陶藁」には「雑花路ヲ夾ム,其ノ名ヲ問トキハ則曰杉坂也」とあるが,江戸期の「山州名跡志」には「此ノ所古ヘ杉アリケルニヤ今ハ稀也」と見える。往古は杉の立木が欝蒼たる状態にあったのだろうが,江戸期には雑花が路に咲くほど杉の立木は見られなくなったらしい。なお,花咲く道とは丹波街道を指し,当地は丹波から京都市中へ入る交通の要所であった。
杉坂(中世)】 室町期から見える地名。
杉坂村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
杉坂(近代)】 明治22年~昭和23年の小野郷村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7141611