角川日本地名大辞典 近畿地方 京都府 12 千石山【せんごくやま】 宮津市,若狭湾を臨む長江にある山。標高312.3m。山名の由来は,江戸中期,山全体に黍豆類が作られ,およそ1,000石の収穫になったことによる(丹哥府志)。また一説に,畑作すれば1,000石になるであろうという見通しから名づけられたともいう(宮津府志)。西麓には戦国期の奥波見城跡がある。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7141746