普賢寺
【ふげんじ】
旧国名:山城
木津川中流域西側に位置する。地名の由来は,天平16年良弁僧正の開基と伝え,筒城大寺と称した息長山普賢寺の寺名による。摂政藤原基通は当地に隠栖し,没後普賢寺摂政と称された(明月記・近衛家文書)。
【普賢寺荘(中世)】 南北朝期に見える荘園名。
【普賢寺郷(近世)】 江戸期の広域地名。
【普賢寺村(近代)】 明治22年~昭和26年の綴喜郡の自治体名。
【普賢寺(近代)】 昭和26年~平成9年の田辺町,平成9年~現在の京田辺市の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7144894 |