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藤井
【ふじい】


旧国名:山城

(中世)室町後期に見える字名。山城国愛宕(おたぎ)郡中村郷のうち。賀茂別雷神社領。宝徳3年4月2日,中村郷地からみ帳(写)に,「〈藤井ノ一〉半 彦一大夫往来 作人左衛門九郎〈浄慶〉」とあるのが初見。当時この田地とも1町数反ほどの地域を呼んだと思われ,賀茂社氏人の往来田ならびに刀禰や神人の往来田が多く存在した。地からみ帳とほぼ同時期の同社往来田古帳(応仁元年写)には,上記彦一大夫のもののほかに右馬助往来田・清寿大夫往来田各1反を記載している(以上,賀茂別雷神社文書)。地からみ帳の地図上復元によれば,現在地は左京区下鴨膳部町西北部と下鴨本町西南部にまたがり,下鴨本通沿いである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7144900