法花寺野
【ほうけじの】

旧国名:山城
西流する木津川の左岸,大野山(203m)北麓に位置する。「府地誌」は「ホッケジノ」と訓を付している。昭和初年の発掘で調査された法華寺野遺跡は,宮殿か寺院の周壁と考えられる古代遺跡で,「続日本紀」にいう甕原離宮の所在を示すものか,あるいは法華寺野という地名から,法華滅罪寺すなわち国分尼寺の遺跡かと考えられるが,いずれも確証はない。「山城名跡巡行志」は,天平13年,駕世山の東河に橋を造ったがそれが「法華寺ノ渡」であったと記している。
【法華寺野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【法花寺野(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7145061 |




