深泥池?
【みどろいけ】

旧国名:山城
「みどろがいけ」「みぞろいけ」「みぞろがいけ」ともいい,泥寧池(類聚国史)・美度呂池(小右記)・御泥池(賀茂別雷神社文書)・美曽呂池(親長卿記)・御菩薩池(梁塵秘抄)などとも書く。賀茂別雷神社の東1.5kmにある池の名であり,また戦国期以降はその西岸鞍馬街道沿いにできた集落をも指す。地名は池底の泥の深いことに由来するが,御菩薩池と書くについては,「山州名跡志」に「伝云,往昔此池面に地蔵菩薩現ずと,即同所村の中に六地蔵の随一を安置す。此故に称すると云云」と記しており,「京都名勝志」にも「傍に地蔵堂あり。因て名付く」といい,また「一説に曰く,行基道を池側に修むるや弥勒池上に現はる。故に是の名を得たりと。弥勒を誤り訓みて此名を得しならむか」と述べている。深泥池から幡枝(はたえだ)に至る間の坂道を美土呂坂と称した(山槐記)。
【深泥池里(中世)】 戦国期から見える村名。
【深泥池町(近代)】 昭和6年~現在の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7145581 |




