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鬼住
【おにずみ】


旧国名:河内

小西見とも書いた。石見川下流域で,ほぼ西流する小河川が石見川と合流する地点付近一帯に位置する。地名の由来は,往古鬼が住んだことによるという(全志4)。小西見が鬼住であることは応仁2年10月29日の僧定俊寄進状(鬼住区有文書/河内長野市史5)に小西見郷御堂の前の地を小西見の薬師瑠璃光如来に寄進するとあり,この小西見郷の御堂がすなわち薬師堂であることを示しており,明応7年7月7日の道空寄進状(同前)に見える鬼住薬師堂と同一と判断されるところからもわかる。小河川の東奥部に空海創建の伝承を持つ延命寺(中世廃絶,延宝5年浄厳により再興)がある。
小西見郷(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える郷名。
鬼住村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
鬼住(近代)】 明治22年~昭和29年の川上村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7148330