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幸町
【さいわいちょう】


旧国名:摂津

(近世)江戸期~明治5年の町名。江戸期は大坂三郷南組のうち。元禄11年堀江川開削に伴い開発された新地の1つ。はじめ北組・南組の加郷,南組編入は元禄16年(大阪市史5)。1~5丁目がある。道頓堀川南側に位置し,1丁目は住吉橋南詰浜側,2丁目は幸橋南詰浜側,3丁目は幸橋南詰1筋西の横町を西へ,4丁目は汐見橋南詰から西,5丁目は日吉橋南詰の町(宝暦町鑑)。各丁目とも裏町を有す(天保町鑑)。元禄13年の大坂三郷水帳寄せ帳によれば,1丁目の家数9軒・役数12,うち無役数は年寄1,2丁目の家数8軒・役数12,うち無役数は年寄1,3丁目の家数8軒・役数11,うち無役数は年寄1,4丁目の家数9軒・役数12,うち無役数は家主未極の分5,5丁目の家数8軒・役数11,うち無役数は家主未極の分1。当町を含めた元禄11年開発の新地33町は10か年賦の地代金13万両余の上納に苦しんだ。同12年当町などは年賦額の10分の1上納の措置を,さらに当町では定額の2分への減額を訴訟により獲得したが,未進金を出し,宝永3年には家屋敷の召上げ,再入札の措置をとられた(大阪市史5)。明治2年西大組に所属。同5年幸町通1~5丁目となる。
幸町通(近代)】 明治5年~昭和55年の町名。
幸町(近代)】 昭和42年~現在の浪速区の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7149891