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真福寺
【しんぷくじ】


旧国名:河内

西除川中流東方,菅池東岸の平坦地に位置する。地名は式内社と伝える櫟本(いちいもと)神社の別当寺櫟木山真福寺にちなむ。同寺は天平年間行基の開基で坊舎36院を持つ巨刹であったと伝えるが(全志4),史料的初見は,「感身学正記」(西大寺叡尊伝記集成/岸和田市史6)の文永3年12月3日条で,「於河内国真福寺,遂塔供養」とある。また弘安5年10月26日条にも「中食以後,着河内国真福寺」と見え,叡尊がこの寺で布教活動をしたことがわかる。その後明徳2年9月28日の西大寺末寺帳(極楽寺文書/相州古文書5)には,「丹南 真福寺」とあるが,この頃兵火に遭って焼失したという(全志4)。
真福寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
真福寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7150708