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高蔵寺
【たかくらじ】


旧国名:和泉

石津川中流東方,陶器山丘陵北部に位置する。当地は古代には陶邑のうちで,窯跡が多数発掘されている。地名は地内の高蔵寺にちなむ。同寺は,「行基年譜」にも「大修恵院〈高蔵〉」と見える寺で(続々群3),陶邑の和訓を採り,修恵寺・大修恵山寺とも称した。また応永26年4月13日付の高蔵寺衆徒請文(華頂要略門主伝補遺/大日本仏教全書)には,「泉州高蔵寺,今度就守護方公事,及一寺大儀候処,依為御門跡之御管領」とあり,高蔵寺が青蓮院門跡の下に属していたことがわかる。その後永正14年5月晦日の吉頼田旦那譲状(潮崎稜威主文書/熊野那智大社文書4)に「一,和泉国高蔵之妙覚院之引一円」などと見える。なお高蔵寺の西北にある御茶屋山からの眺望は素晴しく,林羅山は「陶器十景」の漢詩10編を賦している(羅山文集/全志5)。
高蔵寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
高蔵寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7151137