宮之前
【みやのまえ】
旧国名:摂津
宮ノ前とも書く。箕面(みのお)川下流左岸に位置する。地名は,奈良期宝亀元年の創建と伝える住吉神社が地内にあることによるという(全志3)。昭和44年に宮前遺跡の発掘調査が実施され,方形周溝墓20・土壙墓100・かめ棺4・住居址9,弥生土器・石器などが多数出土し,弥生中期に大集落があったことが確認された。
【宮ノ前村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【宮之前(近代)】 明治22年~昭和19年の大字名。
【宮之前町(近代)】 昭和19~40年の池田市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7154389 |