会下山
【えげやま】

神戸市兵庫区にある孤立丘陵。標高85ｍ。ＪＲ山陽本線神戸駅の北西，六甲山塊の南麓に位置する。地質は大阪層群からなり，下から長田層，西代層，最上部には会下山層と呼ばれる段丘礫層がのっている。建武３年の湊川合戦の際に楠木正成が当山に本陣を構えた。明治34年には湊川河道の付替えにあたって，この下に会下山トンネルが掘削された。現在山上は会下山公園になっている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7156150