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神原村
【かんばらむら】


旧国名:但馬

(近世)江戸期~明治19年の村名。但馬国美含(みくみ)郡のうち。北但山地三川山北東麓,竹野川と椒(はじかみ)川の合流点付近。地名の由来は,往古織物・陶器などの貢納物の庫のあるところを神財の原と呼びこれが転訛したともいう。はじめ出石(いずし)藩領,慶長9年和泉国陶器藩領,元禄9年幕府領,同10年出石藩領,天保6年からは幕府領。村高は,寛保元年の御領分中高附之覚(安谷家文書)43石余,「天保郷帳」41石余。元文4年の家数人数其外書上帳(細田家文書)によれば家数2・人数10,社1,牛2。鎮守は,山中神社。明治19年森本村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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