角川日本地名大辞典 近畿地方 兵庫県 44 杭瀬【くいせ】 旧国名:摂津 武庫(むこ)平野東部,神崎川支流左門殿川右岸に位置する。株瀬・橛瀬とも書き,株を「くいぜ」と読むことから,株を瀬に並べて軟弱な砂浜や低湿地の地盤を固めることを当地で行ったことから杭瀬の地名が生じたものか。【杭瀬荘(古代~中世)】 平安期~戦国期に見える荘園名。【杭瀬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【杭瀬(近代)】 明治22年~昭和61年の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7157856