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城下町
【しろしたちょう】


旧国名:摂津

(近世)江戸期~明治7年の町名。江戸期は二茶屋村,明治元年からは神戸町のうち。地名の由来は,花隈城の城下だったためという(神戸の町名物語)。西国街道に沿い,神戸町のほぼ中央付近に位置した。慶応4年開港神戸之図に見えるが,寛政10年頃の旧記にすでに町名が記されているという(西摂大観)。「神戸開港三十年史」には「城ケ下町」,明治5年兵庫神戸実測三千分箇之縮図(県史5)には「シロシタ丁」と記す。同年神戸2番組に所属。同7年元町通1~6丁目・栄町通1~6丁目・海岸通1~6丁目・北長狭通1~7丁目となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7159624