角川日本地名大辞典 近畿地方 兵庫県 22 湯【ゆ】 旧国名:但馬 岸田川支流春来川下流域。地名は,地内に98℃という熱泉が自噴することによる。古代から山陰道沿いの温泉地として宿場的な存在であったが,高温のため十分に利用されなかった。【温泉郷(古代)】 奈良期~平安期に見える郷名。【温泉荘(中世)】 平安末期~戦国期に見える荘園名。【湯村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【湯(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7164788