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穴虫
【あなむし】


旧国名:大和

竹田川上流,二上山北方の渓谷に位置する。地名は穴に伏す低地という地形に由来すると思われる。二上山の北を越える穴虫越は,河内から大和に入る古代の主要道であった大坂道と考えられている。近鉄南大阪線の北に屯鶴峰という奇勝がある。古代の大和ではこの地の凝灰岩を「大坂の白石」と呼んで賞用した。「続紀」天平15年9月己酉条に「官奴斐太を免て良に従はしめ,大友史の姓を賜ふ。斐太は始めて大坂沙を以て玉石を治めし人なり」とあり,穴虫は大坂砂(金剛砂)の産地で,古くは大坂と呼ばれていたことが知られる。
穴虫村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
穴虫(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7165237