神納川
【かんのがわ】

吉野郡十津川村を流れる１級河川。流長30.0km，流域面積104.7km(^2)。白馬山脈護摩壇山の十津川村内に源を発し，穿入蛇行しながら深い谷を刻んで東流し，大野谷・出合郷谷・小井谷・南股谷・三田谷・榎谷などの小谷を順に合流し，昭和35年十津川に完成した風屋ダム貯水池右岸に注ぐ。神納とは焼畑・開墾地を意味し，河川名は流域で行われていた焼畑に由来するか。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7166411