十六面
【じゅうろくせん】

旧国名:大和
奈良盆地中央に位置する。保津・竹田・薬王寺の3か村から分村したので,隣接大字との境界が錯雑し,飛地が多い。地名の由来について,もと富本(とんもと)と同一地であったとの伝承があり,「とむもと」が「とむもて」に転訛し,これに十六面の字をあてたともいうが(磯城郡誌),むしろこの地は条里制の西16条にあたり,条里制地名とみるべきであろう。また16個の猿楽面をこの地より掘り出し,竹田金春の子孫に伝えたとの口碑がある。環濠集落の遺構が残る。
【十六面村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【十六面(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7167413 |




