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滝畑
【たきはた】


旧国名:大和

吉野川支流の竜門川上流域に位置する。地名は,水の流れのたぎる端,あるいは果を意味するという(吉野町史)。吉野と奈良盆地は竜門山地で隔てられ,この山地を越える峠道には,細峠・竜在峠・芋ケ峠・壺坂峠・芦原峠がある。「万葉集」巻1に,「み吉野の 耳我嶺に 時なくそ 雪は降りける 間なくそ 雨は零りける その雪の 時なくが如 その雨の 間なくが如 隈もおちず 思ひつつぞ来し その山道を」(25)とうたわれた耳我嶺を,竜在峠と東の細峠の間に比定する説もある(吉野町史)。中世この辺は竜門刀の生産地で,延吉銘の国宝刀が残っている(県綜合文化調査報告書)。
滝畑村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
滝畑(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7167869