本馬
【ほんま】
旧国名:大和
曽我川中流左岸,本馬山西麓に位置する。鎮守社須賀神社地から奈良期の瓦器が出土。神武紀31年4月乙酉条に神武天皇が「腋上の嗛間(ほほま)丘」に登って国見をしたとあるが,この嗛間の丘が本馬山であるという。同所が展望に格好の地であるところから作為された伝承である。
【本馬荘(中世)】 室町期から見える荘園名。
【本馬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【本馬(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7169424 |