山之坊
【やまのぼう】

旧国名:大和
米川下流域,耳成山の南東麓に位置する。耳成山の山部のことか。応神紀5年8月壬寅条に「諸国に令(のりごと)して,海人及び山守部を定む」とあり,「古事記」応神段にも「山部山守部を定め給ふ」とある。山部がヤマノベからヤマノボに転じ,山之坊の文字を用いたと考えられる(地名伝承論)。奈良期には山部里という条里の里名が見える(東寺文書宝亀8年7月2日大和国符・安藤文書同年7月23日民部省牒/寧遺中)。
【山坊(古代~中世)】 平安期から見える地名。
【山之坊村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【山之坊(近代)】 明治22年~昭和31年の大字名。
【山之坊町(近代)】 昭和31年~現在の橿原市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7169992 |




