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西ノ谷村
【にしのたにむら】


旧国名:紀伊

会津川河口部右岸の沖積地・丘陵地で,西部は天神崎半島に位置する。田辺湾と芳養(はや)湾に臨む。地名は,田辺荘の西にあることに由来するという(続風土記)。3~7世紀ごろの製塩遺跡古目良遺跡,五反田古墳,平安期に上皇や法皇一行が熊野詣でをした時に塩垢離をした出立浜,出立王子跡,また近世初期の上野山城址など,古跡が多い。なお目良(めら)については室町期の文安元年11月2日の旦那注文には田辺の旦那21名が記されているが,その中に「〈めら〉平次郎〈めら〉平内」と見える(米良文書/熊野那智1)。
西ノ谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
西ノ谷村(近代)】 明治22年~大正13年の西牟婁郡の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7172915