100辞書・辞典一括検索

JLogos

34

下味野
【しもあじの】


旧国名:因幡

千代(せんだい)川下流左岸の海抜約10mの沖積地に位置する。地内西側には標高約200mの山地が接近し,その間を大井手川が北へ流れる。地名の由来は鴨の一種トモエガモを「あじ」ということから,トモエガモの来る野原を意味するとか,「あち」は彼方を意味し,彼方の原野にちなむとか伝えられ(因伯地名考),また古代民族部団の味野氏族に関係するともいわれる(気高郡史考)。集落は,かつて現在より南の豊芝谷のあたりにあったが,洪水により民家が押し流され,現在の地に移住したという。豊芝谷の奥にある山地には,篠坂の城に連なる馬匿城があったと伝えられる(因幡志)。
下味野村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
下味野(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7175520