阿用
【あよう】
旧国名:出雲
阿欲(風土記)・安用(千家文書)とも書く。阿用川流域に位置し,地名の由来は,一つ目の鬼に食われた男が,自分の父母も鬼に発見されるのをなげいて「動々(あよあよ)」といったのを阿欲(あよ)と書き,神亀3年に阿用と改めたという(風土記)。
【阿用郷(古代)】 奈良・平安期からみえる郷名。
【阿用荘(中世)】 南北朝期からみえる荘園名。
【阿用村(近代)】 明治22年~昭和26年の大原郡の村名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7177607 |