神魂神社
【かもすじんじゃ】

松江市大庭町にある神社。出雲国造家の屋敷近くにあった斎場が,国造家が大社に移った後,独立してできた神社。「延喜式」にも名を見ることができず,成立は平安中期以降と思われる。出雲国造が代替りごとに行う火継神事の場所であり,国造館跡も残っているところから重要な神社であったと想像される。国宝の1丈7尺の大社造り本殿は,天正11年の火災後の建築で,現存する大社造りのなかでは最古のものである。本殿の左側にある二間社流造りの末社貴布禰・稲荷両神社本殿も天正11年造営で,重文に指定されている。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7178609 |




