玉作山
【たまつくりやま】

八束(やつか)郡玉湯町大字玉造の玉造温泉街南方にある標高約160mの山。「風土記」に「玉作山。郡家の西南二十二里なり。社あり」とみえ，西北麓の玉作湯神社も同書に記されている。中世頂上に築城されたため，玉造要害山ともいう。花仙山を含む総称とも考えられる（風土記参究）。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7179993