100辞書・辞典一括検索

JLogos

41

呼松
【よびまつ】


旧国名:備前

往古松ノ浦とも称され,鴫ケ辻(しかまがつじ)(鴨ケ辻とも書く)の西麓に位置し水島灘に面し大島・うぶめ島・稲村島が所属した。地名の由来としては呼松の住民はもと大島に居住したが嘉暦元年神告により対岸の松ケ浦に移住したことによる(児島伝記)とも,承久の乱で児島に配流された頼仁親王が大島に仮寓中村民がこれを誘引(呼び・待つ)したことによる(福田町史)とも,熊野修験衆徒が内海漂流中これも神告により上陸(呼び・待つ・新熊野権現御伝記)によるともいう。年中行事としては呼松の三集落の新造船が旧盆に先祖の地とされる大島を回る矢走船と呼ぶ勇壮な行事があったが大正10年頃から中止。上町に古墳の残欠がある。
呼松村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
呼松村(近代)】 明治12~22年の村名。
呼松村(近代)】 明治22~37年の児島郡の自治体名。
呼松(近代)】 明治22年~昭和28年の大字名。
呼松町(近代)】 昭和28年~現在の倉敷市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7187286