後山
【うしろやま】
旧国名:備後
三次(みよし)盆地北縁の山塊中に散在する小さな谷々に位置する。地名の由来は,畠敷の比叡尾山城背後の山塊に立地することによるとみられるが不詳。はやく慶長13年2月9日付の備後国恵蘇郡社家衆連署起請文(児玉文書)に「後山の大そう甚四郎」という人物が32人の社家衆の一員として名を連ねている。
【後山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【後山(近代)】 明治22年~昭和29年の大字名。
【後山町(近代)】 昭和29年~現在の三次市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7187781 |