100辞書・辞典一括検索

JLogos

24

東城
【とうじょう】


旧国名:備後

高梁川水系の東城川(成羽川)下流域。岡山県との県境に立地。戦国末期,宮氏の五品岳城下から発展しはじめ,のち福島正則の重臣長尾隼人が城主となり,また江戸期を通じて浅野氏の家老が置かれるなど政治・戦略上の要地。鉄の集散地としても繁栄し,市街地が川西村から独立した。地名の由来は,宮氏が本城大富山城(西城町)を西城,支城五品岳城を東城と称したことによるという。町名としての東城は寛永17年川西村からの分出時から用いられるようになったという。
東条(中世)】 鎌倉期から見える地名。
東城町(近世)】 江戸期~明治22年の町名。
東城村(近代)】 明治22~31年の奴可郡の自治体名。
東城町(近代)】 明治31年~現在の自治体名。
東城(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7189886