鉾取山
【ほことりやま】

広島市中心部の東寄りの，安芸区にある鉾取山塊の主峰。標高711.5m。西山麓は黒雲母花崗岩より，他は高田流紋岩類岩石よりなる。山頂付近はやや緩傾斜をなし，西山腹は傾斜が急で山麓は緩斜面が広がる。東山腹はやや緩傾斜のまま山麓に達する。「芸藩通志」熊野跡村図にある烏懸山に当たると考えられる。広島市民等の身近なハイキングコースの１つとして親しまれ，山頂は林で展望がきかない。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7190835