本地
【ほんじ】

旧国名:安芸
可愛(えの)川支流冠川の流域。下品地郷は建武3年11月26日に本圀寺に造営料所として足利尊氏から寄進されるが(本圀寺文書),貞和3年には園城寺領となっている(園城寺文書)。中世において本地は上下に二分されていたものらしく,上品地(上本地)には末広名・山根名・守藤名・金垣内名などの名や海見寺・東明寺が見られ,下品地(下本地)には徳満名・守久名・一乗寺などが見られる。
【品治郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【本地村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【本地村(近代)】 明治22年~昭和29年の山県郡の自治体名。
【本地(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7190872 |




