緑井
【みどりい】

旧国名:安芸
権現山の南に位置し,南部は古川・安川に沿った沖積低地。地名の由来は,「村のうえたけ山といふ山の麓に古き井あり,四方三尺ばかりにて深さ二尺もありぬべく,水きわめて浄らに久旱にかれず,霖雨にもあふれず……されば尋常の井にはあらず,多くは古の緑井にて此水のある故に村の名にもつきたるなるべし」という(芸藩通志)。
【緑井郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【緑井郷(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える郷名。
【緑井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【緑井村(近代)】 明治22年~昭和30年の自治体名。
【緑井(近代)】 昭和30年~現在の大字名。
【緑井(近代)】 昭和59年~現在の安佐南区の町名。
【緑井町(近代)】 昭和59年~現在の安佐南区の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7191053 |




