小川
【おがわ】

旧国名:長門
日本海に注ぐ田万(たま)川上流・中流とその支流大山田川・原中川流域の沖積低地,および点在する火山性台地上に位置する。地名の由来は,大河があることによるといい,阿武(あぶ)郡のうち大河とは萩の川(阿武川)で,この田万川はそれに次ぐ小川の意か,あるいはこのあたりでの大河である故に「おほ河村」といったのを,「を(小)川村」と訛ったものではないかとある(注進案)。「県風土誌」では,この大河について,当地が山陰道の駅路続きであることを理由に,石見の大河である江ノ川(ごうのかわ)を当てている。田万川中流の丘陵地に6世紀ころの小島石棺と塚穴古墳がある(田万川町の古代遺跡)。「延喜式」に小川駅,「和名抄」に駅家郷がある。
【小川郷(中世)】 南北朝期~戦国期に見える郷名。
【小川村(近世)】 江戸期の村名。
【小川村(近代)】 明治22年~昭和30年の阿武郡の自治体名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7192224 |




