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河内
【こうち】


旧国名:周防

錦川の中流域,北に妙見山・柏木山,西に深山,南に蓮華山・廿木(はたき)山がある。あまり高くはないが山地がほとんどを占める。地名の由来は,保木邑に陶の家臣高木河内守と称する郷士がおり,毎事諸人群集することから河内がこの地域の惣名となったという説,地内を大きな川が流れることによるとする説がある(玖珂郡志)。
河内郷(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える郷名。
河内村(近世)】 江戸期の村名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7192787