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長登
【ながのぼり】


旧国名:長門

厚東(ことう)川の上流大田川の支流長登川の流域に位置する。秋吉台の東端にあたり,台地と盆地に立地する。地名の由来は,往古,奈良の都の大仏を鋳造する時,当地から地金の銅200余駄を貢ぎ,恩賞として奈良登の地名を受け,いつしか奈良を長と言い替えたものという(注進案)。石灰岩と花崗岩の接触交代鉱床により,古来銅の産地といわれる。長登川右岸の谷頭や山麓には鉱滓の堆積する所が多く,8世紀半ばの須恵器や平安期の非鉄金属製錬炉跡が検出され,古代長登銅山跡に想定されている(奈良と長登/県文化財5,県地方史研究48・54)。
長登(中世)】 戦国期に見える地名。
長登村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
長登(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7193875