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西沖
【にしおき】


(近代)昭和43年~現在の小野田市の大字名。昭和13年沖ノ山炭鉱(のちに宇部興産沖ノ山鉱業所と改称)が着工した厚東(ことう)川河口の干拓地で,地名は沖ノ山鉱業所の西に位置することによる。堤防工事は昭和17年の台風・津波や,戦中戦後の悪条件のために工事が遅れ,同24年ようやく汐止めが行われた。しかし翌25年の台風で堤防の一部が決壊,昭和28年最後の汐止めを行った。この干拓地は小野田市浜河内(はまこうち)の東方に位置し,宇部市にもまたがるため,その境界をめぐるトラブルがあったが,同33年和議が成立。その結果は,ほとんど折半の形で,干拓地西部1,929.436m(^2)が小野田市域となった。昭和37年東京に本社を置いて創立した西部石油会社山口製油所は,その敷地を西沖干拓に定め,同42年建設工事を開始。同44年日産5万バーレルの操業を始め,同51年には日産19万バーレルまで発展した。同60年の従業員は504,敷地内には三成建設・鹿島建設・日立建設など,10社に余る会社の出張所がある(山口製油所案内・小野田商工名鑑)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7193953