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みもすそ川
【みもすそがわ】


火の山のふもとに源を発し,下関市みもすそ川町を流れ,南流して関門海峡の壇ノ浦に注ぐ。流長530m,流域面積0.34km(^2)。河口付近は100m程暗渠になっている。このみもすそ川沖は安徳天皇入水の所と伝えられ,二位尼辞世に「今ぞ知るみもすそ川の御ながれ波の下にもみやこありとは」とある(長門本平家物語)。古くは,御裳川とも御裳濯川とも書かれた。現在,河口部に朱色の欄干を設け,付近を観光公園としている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7194656