100辞書・辞典一括検索

JLogos

40

和木
【わき】


旧国名:周防

脇とも書いた。小瀬川が瀬戸内海に注ぐ河口に位置し,近世に開発された埋立地が海面に突き出している。古くは,小瀬川を挟んだ大竹と和木の地を大滝村と称していたが,のちに向大滝・脇大滝と称し,脇大滝を脇と言うようになり,和木と書いた(享保増補村記)。装束浜の装束明神のそばに数十本の大松があり,中でもひときわ大きい衣掛松と呼ばれる松は,大きさは4人半抱え,枝は16間四方に延びており,厳島姫命が衣をかけた松という伝説がある(玖珂郡志)。なお,慶長5年11月2日の吉川広家領地打渡注文に「百拾弐石 脇村」と見え,吉川広家の所領の1つであった。年未詳5月7日付の吉川如券(広家)自筆書状に,当村と安芸領との境争論が見える(吉川家文書1・2/大日古)。
脇村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
和木村(近代)】 明治32年~昭和48年の玖珂郡の自治体名。
和木町(近代)】 昭和48年~現在の玖珂郡の自治体名。
和木(近代)】 明治22年~昭和54年の大字名。
和木(近代)】 昭和54年~現在の和木町の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7194973