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和佐
【わさ】


旧国名:周防

屋代島の南海岸(外浦)東部の入海に面し,砂州上に立地する。沖合いに笹島が浮かぶ。地名の由来について,当地は南向きの暖かい所なので夏秋作ともに田畑に早生物を植付けたため古くから早稲(わせ)村といったが,いつの頃からか和佐村というようになったという(地下上申)。近年共同墓地のある小高い丘から,建武2年記銘の宝篋印塔が発見された。花崗岩製で相輪部を欠く。また城ノ岡という古城山が神浦境にある。
和佐村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
和佐(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7194975