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轟ノ滝
【とどろきのたき】


海部(かいふ)郡海南町,海部川上流の支流,王余魚(かれい)谷中流にかかる滝。数百mの間に二重滝・石滝・横滝等多数の滝がかかるが,下滝の本滝(別名王余魚滝)が最大で,60mを落下する音が山々にとどろくところからその名がある。滝名は上流から本滝に至るまでの複数の滝の総称。多雨地域で水量が多く四国一の名瀑といわれ,かつては日本百景の1つに数えられた。本滝は行場となり,往時は女人禁制で男子でも土足のまま入ったり,滝を指さして雑談することを禁じられていた。滝の下流左岸上部に轟神社(蛇神社とも)があり,11月13日の例大祭は若者にかつがれた神体が140の石段をかけおり,滝つぼに飛び込む豪快な祭りである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7196709