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別枝山
【べっしやま】


旧国名:阿波

吉野川下流右岸に注ぐ川田川の上流域から,同川支流東山川左岸にかけて位置する。別枝・東山両川がV字形に深く浸食し,人家は急傾斜の山地の中腹以上に点在する。地内からは乳棒石斧が発見されている。また平八幡神社境内美奴間神社の傍らの経塚からは古銭・経筒が出土。中世には,上別枝・下別枝2地域に分かれ,嘉暦2年3月8日の種野山注進状案には,「下別司」「上別司」と見える。下別司の定在家は10宇半,上別司の定在家は15宇となっており,計25宇半で,種野山在家123宇半のうちの2割以上を占め,他の課役も最も多く負担しており,種野山の中では早くから開発が進んだ地域であったと思われる(三木文書/阿波国荘園史料集)。
別枝山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
別枝山(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7197290