港町
【みなとまち】

(近代)昭和34年~現在の由岐(ゆき)町の大字名。もとは由岐町東由岐・西由岐地先の公有水面埋立地。由岐漁港に面し大池より流れる流川を挟んで東地区,西地区に分かれる。かつては潮干狩りでにぎわう遠浅の海岸であったが,昭和33年港内浚渫で埋立て造成された。町内の新開地。昭和34年町立由岐病院が新築開業,順次西由岐漁業協同組合・共同荷捌所・製氷工場などが漁港に面し完成している。住宅も昭和36年より建設されはじめた。世帯数・人口は,昭和36年3・8,同40年5・18,同50年23・87,同60年38・123と増加している。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7197416 |